† それぞれの今 †



あのときの僕は、君の話を聞いてあげることだけでせいいっぱいで・・・。

いっぱい言ってあげたいことも
言いたいこともあったけれど
関係が壊れそうで言えずにいた。

いつも明るくふるまっているその姿の中に
ムリをしていて、いつもなにかに怯えてて、
自分を下げておどけているって
わかっていたから余計にもどかしかった。

いつしか大人になって
もうあの頃の二人ではなくて
それぞれの今を一生懸命に生きているんだね。

ようやく本当の君の笑顔が見れたとき
うれしく想う自分と、

その笑顔を自分が引き出せなかったっていう
現実が少し痛かったけれど

君が幸せなのなら言うことはないよ。

 

本当によかったね。